ホーム > 試合・大会情報 > 第72回s関東医歯薬大学ラグビーリーグ > チーム責任者へ
1 安全対策および各種の報告義務
- リーグ戦参加に際しては、あらかじめ健康診断を受診する等、プレーヤーの健康管理には十分配慮すること。特に、過去に脳震盪を起こした経験のあるものは、必ず脳波検査、CT検査等を受診されること。
- シーズン終了後各チームは「ラグビー外傷・障害調査」、「マウスガードアンケート調査」を所定の様式に従って提出する。この調査書は負傷者がいなくても毎シーズン提出する。
- 試合中に脳震盪で退場したプレーヤーが出た場合は、チーム責任者は所定の用紙*「脳震盪報告書」によって報告する義務がある。
- 重症事故発生の場合は理事あるいはチーム責任者より、即日主管長、総務委員長、書記長に報告した後*「重傷障害報告書;受傷時・2ヶ月後・6ヶ月後」
- 傷害見舞金の給付表に該当する傷害が発生した場合、*「傷害報告書1、2」で見舞金請求の手続きをする。
(3)(4)(5)の用紙はJRFUのホームページ内、安全対策部門からからダウンロードして利用すること。
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脳震盪/脳震盪の疑いに関して
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退場に関して
日本協会通達の「医師がいない場合」とは「マッチドクターがいない場合」という意味であり観客の医師は含んでいない。よって、医歯薬リーグではほとんどがレフリーの判断となる。
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退場時の連盟への報告
プログラム中の「公式戦試合結果報告について」および「2024年度(令和6年度)公式試合記録用紙」を利用する。
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「公式戦試合結果報告」について
試合直後に3者(レフリー、両チーム)の照会で試合記録用紙の作成。この時に脳震盪/脳震盪の疑いで退場した選手がいた場合に3者で確認・了承し、ホームチームが主管長に当日6時までにメールで送る試合結果とともに「脳震盪/脳震盪の疑い退場選手あり、大学名、選手名」を報告する。主管長は当日中に総務委員会に報告する。
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「2024 年度(令和6年度)公式試合記録用紙」について
退場者の2.負傷退場の欄に記載して2日以内にホームチームが主管長に郵送する。
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段階的競技復帰(GRTP)に関して
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提出書類
医歯薬リーグにおいては段階的競技復帰の証明書はWRの通達を遵守する。該当者の年齢により「医師管理下でない段階的競技復帰の証明書」あるいは「競技者が19歳未満の場合の段階的競技復帰の証明書」を使用する。両書類とも未成年の場合には保護者の氏名、住所、印が必要である。用紙は日本協会HPよりダウンロードし、必要事項を記入の上チーム責任者が都県協会に郵送あるいはFAXで提出する。
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注意事項
- 受傷時の医療機関への受診証明は求めていない。
- 試合への復帰に際しては最初の復帰時に試合前レフリーに申し出て証明書を提示する。21日で復帰する場合日程がぎりぎりで余裕がないので、所属都県協会へFAXし、同一用紙を試合会場に持参してレフリーに提示する。レフリーは「2023年度(令和5年度)公式試合記録用紙」のⅣその他の報告事項欄にその事実を記載すること。
- 脳震盪/脳震盪疑いによる退場では傷害見舞金の請求を忘れないよう。
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報告忘れ等に関する罰則規定
内容により減点1ないし2の勝ち点減点制度の適用
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連絡に関する事項
試合会場から
1 ホームチームからの試合速報による連絡→主管長→総務委員会
2 ホームチームからの試合記録用紙→主管長→総務委員会
3 レフリーメール網→レフリー委員長→総務委員会
4 レフリー報告書
総務委員会→レフリー委員長→その後の該当者の属するチームの担当レフリーへの連絡
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試合3週間前のレフリーへの連絡
医歯薬レフリーについては試合3 週間前に主管長からレフリーへ試合日時、KO 時間、グランド(交通方法: 電車、バス、車。道順不明な場合はプログラム中の地図をFAX あるいは郵送する)、対戦校チームの名称、ジャージの色を連絡する。
医歯薬レフリー以外の県協会レフリーについては都県協会レフリー委員長を通じてレフリーが決定した時点で主管長が上記事項を連絡する。また関東医歯薬ラグビーフットボール連盟競技規則ローカルルール、2. 競技に関するローカルルールを理解していただくよう要請する。都県協会レフリーにこの書式(本プログラム等)が届いていない場合は主管長が渡す役目を行うこと
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試合前週の確認について: ホームチームが行う。
- グランド当番校とグランド、更衣室の使用とKO時間の確認。
- 対戦校と試合日時、KO時間、グランド、更衣室の使用、ジャージの色の確認。
- 主管長への連絡:(i)(ii)の連絡、確認が完了していることを告げる
(i)(ii)(iii)の順で試合前週水曜日22時までに行う。
*試合前週の水曜日とは試合日の4日前の水曜日をさす。
*電話連絡の場合は、必ず確認事項を述べ、「予定通りです」等の連絡方法はしない。
- 主管長はホームチームからの連絡を確認し、レフリーに連絡するよう伝えること。レフリーの連絡先について医歯薬出身のレフリーについてはあらかじめ氏名連絡先がレフリー割り当て表やプログラムからわかっているが、都県協会所属のレフリーについてはわかっていないので、この時点でホームチームは主管長からレフリー名と連絡先を聞くこと。
- 担当レフリーに試合前週木曜日までに、試合日時、KO時間、グランド、対戦チーム、ジャージの色などについて連絡、確認する。
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その後の不測の事態の連絡
- 試合前日までは主管長に連絡する。
- 試合当日はホームチームに連絡する。
- プレマッチミーティング(KO30分前)までにホームチーム、レフリーに連絡が無い場合はいかなる場合にも不戦敗とする。したがってプレマッチミーティングまでは練習を開始していても相手チームからの連絡を何らかの方法で受けられるようにしておくこと。
遅刻に関しては公共輸送機関の重度の遅延理由(主公共交通手段が単一の鉄道のみの場合等の脱線事故等による不通等)の場合30分まではレフリー、対戦校、次試合のレフリー、試合校の許可が得られた場合可とする。許可が得られなかった場合およびそれ以上の遅刻に関しては再試合を調整する場合はあるが総務委員会裁定とする。
*したがって主管長、ホームチームはレフリーに連絡時に自分の連絡先(携帯)を伝えておくこと。
- 荒天時に公共交通機関が利用できれば、試合開始30分前のプレマッチミーティング(ローカルルール 3.プレーヤーの人数)までに両校で協議し、レフリーに提案し決定する。公共交通機関が利用できず、試合会場に行けない場合は(iii)に準じ総務委員会裁定とする。
*基準としては公共交通機関(鉄道を意味する)を用いる。
3 試合変更に関するレフリーからの要望
- 試合日は8月の主将会、理事会以降の変更は原則認めない。
- グランド、KO時間の変更については試合の3週間前までとする。
*主管長がレフリーに連絡する前までとする。それ以後は不可。
*グランド当番校は他校のグランド使用についての責任を持つこと。
*グランド変更に関してはまず迅速に主管長に連絡してください。
- 変更する場合はまず変更責任校が対戦校の了承を得て主管長(主管長は書記長とレフリー委員長の了承を得る)の了承を得る。主管長が了承後試合担当レフリーに連絡する。試合担当レフリーの承認が取れ次第、変更責任校が対戦校と主管長(主管長は書記長とレフリー委員長の両者)に連絡する。
- レフリーが変更になった場合はレフリー委員長より主管長に連絡し、主管長から関係校に連絡する。
4 ホームチームの役割について
- 対戦チームのうち自校のグランドで試合をするチーム、または主管校の指定するチームとする。入れ替え戦、たすきがけ戦においてはホームチームは1-グランド提供校2-リーグ戦順位の上位校の順とする。
- 試合前週の連絡を受け持つ。グランド当番校、対戦校、主管長、担当レフリーへ連絡。
- 試合終了直後に相手チームのスコアラーとレフリーの3 者で得点確認する場を持ち、公式試
合記録(巻末参照)を作成し、試合当日に主管長に携帯電話で試合結果のメールを入れる。そして試合記録用紙を2 日以内に主管長に郵送する。
- ハーフタイムにレフリーに水などを持っていく。
- ミーティングを行う場合は、主務等が司会進行を行う。
- ホームチームは自校で撮影した試合のDVDを作成し、1週間以内に担当レフリーに郵送する。
5 グランド当番校について
- 試合毎にWR発行 競技規則Rugby Union p.25第1条の通りグラウンドの構図が明確になるようにライン引きを行う。(点線の長さはすべて5m、中央の線分は50cm)
- フラッグポストを14 本設置すること。
- 試合当日の救急医療機関の確認をする事。救急車がグランドまで入れるように進入路を確保し、担架(バックボード)、ネックカラーをメインサイド中央に準備すること。
- レフリーに対して
(1) 試合後のシャワーなどの説明
(2) 復路の交通手段についての説明
- グランドメインサイド中央にシンビン用の椅子とマッチオフィシャル用のベンチを置く。10Mラインと22M ライン間に監督、コーチ、リザーブ選手等が着席できるベンチを置き、競技規則P.24 に従い3m × 10m の白線で周辺区域に明示する。メインサイド10m ライン間は、競技役員用エリアとして白線で位置を示し、タッチラインを移動しながらの観戦を制限する。危険防止のためタッチラインから少なくとも2m 以内(可能な会場は5m 程度まで)およびインゴールは、メインサイド10m ライン間とともに監督・コーチ・リザーブ選手等のチーム関係者および観客の立ち入り禁止とする。
グランド当番校は必ず実施してください。グランド当番校の理事ならびにレフリーで確認をお願いします。
6 タッチジャッジが交替・退場させられた場合の処置
- レフリーはタッチジャッジが不適当と判断した場合、該当校主将と本人に交代を告げる。交代させられた場合、次のプレー後ただちに交代する。
- タッチジャッジの交代要員として理事もしくは理事に代わるものが最低1人待機すること。OBが望ましい。
- 交代要員がいないで交代できない場合は、レフリーは試合報告書に記載する。該当チームは次の試合のタッチジャッジに対して改善策を立てて、主将から主管長を経由して総務委員会に原則として6日以内に報告すること。同一チームがこれらの行為を繰り返す場合は、勝ち点減点も考える。
7 アシスタントレフリー(AR)採用時の注意点
- 可及的に1会場2試合の場合に採用するように努力目標とする。(たすき戦、入れ替え戦含む)
- ARが1名の場合はメインサイド側(グランド地図で選手控えのサイド)を担当し、反対サイドは各チームが前後半交互に担当する。この場合担当時期はタッチジャッジが攻撃側の左サイドになるようにする。
- 各チームはタッチジャッジフラッグを必ず用意すること。レフリーより貸用の申し出があった時は必ず応じられるようにしておくこと。