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関東医歯薬大学ラグビーフットボール連盟会長
青山 進午
医歯薬大学のラグビーリーグが昭和28年に慈恵医大、日大医学部、昭和医大、東邦医大の4校により再開されて今年で60年目の節目のシーズンになります。
その後多くの大学の加盟で、途中で幾つかのティームの退会や合併があったものの、今年の参加校は30校にのぼり、一つの医歯薬ラグビー興隆の証です。
殆んどの大学で部員集めから始まり、経験の少ない学生も多い中、学業の合間に練習方法・練習時間を工夫して、コンタクトのあるラグビーで怪我をしないように体を鍛えなければならないのは医歯薬ラグビーの宿命です。
ラグビーというスポーツはそれだけの努力をしそして時間を費やしても余りあるスポーツです。
学生の皆さんの努力がこの様な困難な条件のもとでも、春のセブンスでは、ほんの10年余りの間に格段の進歩をみせました。
フルラグビーでも60年の間には加盟校の増加だけでなく大きなレベルアップがあったものと信じます。
技術、スキルの進歩は歓迎しますが、勝利のために全世界でプロ化の波が押し寄せ、それに伴いラグビーが本来持っている良き精神・文化の伝統が失われつつあります。
ラグビーのプロ集団ではない我々医歯薬リーグだからこそ、各々効率よく練習し、基礎体力・ティーム力の向上に努め、安全で魅力あるプレーとラグビーの持つ素晴らしい伝統の継承の両立が可能だと信じます。
“ラグビーの本来の姿は医歯薬リーグに存在する” といわれる様になって下さい。
春のオープン戦から厳しい夏合宿を乗り越えいよいよシーズンインです。
日頃の練習成果を如何なく発揮し、各校それぞれの目標に向け大きな怪我の無い、悔いの残らないシーズとなるよう健闘を祈ります。
主将会主管長
松宮 賢太郎(東邦大学3年)
長いようで短かった夏も過ぎ去っていき、今年も待ちに待った秋リーグが開催される季節がやってまいりました。
各校とも優勝、昇格を目指して、日々厳しい練習に励んでいたことと思います。
今年もこうして無事に秋リーグの開催を迎えることができ、ほっとするとともにラグビーができる喜びを感じています。
また、偶然にも主管長という大きな役職につかせて頂き大変貴重な経験をさせて頂きました。
全てが初めての経験で様々なことに戸惑うことがありましたが書記長の先生方を始め多くの方々からの力添えがあり、ここまで何とか来ることができました。
主管長として学生のうちに大会の運営に関わることが出来たことで、先生方の学生への思いを身近で感じることができました。
また、今年も東日本大震災で被災地の地元のラグビースクールにラグビーボールを寄付させて頂きました。
こういった被災地への復興にも関われることができ、非常に嬉しく思いました。
今年の関東医歯薬大学ラグビーリーグは第60回といった節目の大会となります。
この長い歴史の節目に主管長という大役を任されて大変責任を感じます。
また、この長い歴史に傷をつけないように学生一同、精一杯のプレーを見せたいと思います。