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スクラム
a) |
フロントロー2名、バックロー2名の2-2システムとする。 |
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a)フロントローはプロップ、フッカーの2名からなり、ボール投入チームは左にプロップ、右にフッカーとなる。
バックローはNo.8、フランカーの2名である。 |
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b) |
No.8は必ずフロントローの間にバインドしなければならない。
フランカーは、ボール投入チームは左に、相手チームは左右どちらについても構わない。 |
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No.8はプロップ、フッカーそれぞれに両肩でバインドしなければならない。
ボール投入チームのフランカーが左に付くのは、フッカーがフッキングするときにフランカーが右に付くことによってバランスを崩すことを防ぐ為である。
相手チームは相手の予想される攻撃に応じて、フランカーの位置を決めて良いということ。 |
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c) |
押すことは一切禁止とする。
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d) |
相手ボールのフッキングを乱す行為は禁止とする。 |
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c)d)スクラムは攻撃再開の為の起点とだけ考える。 |
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e) |
フッキングミスが起きた場合、同じ側のボールとして再度やり直しとする。 |
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フッキングミスによってトンネル内にとどまった場合や、相手側に蹴り込んでしまった場合など、全てやり直しとする。
これはスクラムが攻撃再開の起点であるという考え方だけでなく、無意識の押し合いによるスクラムの崩れを防止する為のものである。 |
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f) |
スクラムが組まれている間は、4人のプレーヤー全員がスクラムが終了するまでバインドしていなければならない。 |
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スクラムからのサイドアタックは認められるが、15人制19歳未満のルールと同じように解消まで4人で組み続けなければならない。
よって、サイドアタックはNo. 8が持ち出すことのみOKとなる。 |
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g) |
ボールを入れるプレーヤー(SH)の直接の相手(相手側のSH)はボールがスクラム内にある間、双方のフロントローの肩を超えてはならない。 |
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相手側SHのオフサイドラインはボールの位置ではなく、組み合っているフロントローの肩の線である。
(もちろん投入する反対側に回ったときのオフサイドラインはスクラムの最後尾である。)
[罰則]
b):FK
c、d、e、f):PK |